ヴェイパラックスランタン メンテナンス

kabawo

2013年03月04日 11:59

ある日・・・
カチャロさんのヴェイパが暗い・・・・との事。

よって入院でウチに来ました。

作業報告も兼ねてメンテナンス記事アップします。


真っ赤なカチャロさんヴェイパ。


グローブや予熱カップなど外します。
ここまでは工具不要です。
バルブの位置が変わらないように印をつけます。(今回はマスキングテープ貼っておきました)


ヴェポライザーを外します。
プライヤーで簡単に外せますが相手が真鍮の為キズ防止でマスキングテープを巻いておきました。
またヴェポライザー内にはニードルとスプリングが入っていますので
曲げたり無くしたりしないよう注意です


バルブASSYを外すのですが、
下の大きなナットを緩めてからバルブASSY本体を回します。
ナットとバルブASSY、アルミ製の枠(柱)を一緒に回していくストレス無く外せます。


外したヴェポライザーとバルブASSY


タンク単品


ヴェポライザーの洗浄です。
キャブクリーナーを使用します。
個人的に泡で出るキャブクリーナーが好きなので
ホルツ製のモノを長年使用しています。

※ランタン点火後充分なポンピングをしても明るくならない(暗い)のは
ほぼヴェポライザー無いの詰まりで燃料が充分に出てないと思われます。


ヴェポライザー内に直接噴射し充分にススや汚れを落します。
またニードルも汚れを落します
また溜まったキャブクリーナーの液に1時間ほど漬け置き。
その後パーツクリーナーと灯油で洗浄します。
バルブASSYも同様に洗う。


続いてタンクの中の洗浄です。
中を見てみると・・・こんな感じ。
サビや細かいゴミがたくさんあります。
このゴミを吸い上げることによりヴェポライザーが詰まってしまう。
そして暗くなると考えられます。

※ヴェイパラックスの代理店のファロスストアーでは新品の状態で
タンク内に汚れがあるので洗浄してから使用してくださいとアナウンスしています。


洗浄にはコイツを使います。
そう!ただの石です。もちろんよく洗っています。
ボルトやナットなどが正解なんですが、私は石のほうが好きです。
角が多くてよく落ちそう。いわば砥石??

石を一握りと灯油を200㏄ほどタンク内に入れて指で穴を塞ぎよく振ります。
30分ほど振り続けます・・・


30分後灯油を出すとこんなに汚れが取れています。
その後きれいな灯油でタンク内を洗浄します。


洗浄後のタンク内
多少サビが残るものの明らかに汚れが落ちています。

これで一通りメンテナンスは終了です。
後は組付け


ちゃんとバルブの位置をマーキングした位置に合わせます。


ポンピングのカップにも給油


タンクもきれいに!
先日買ったフッ素革命11でタンクをフッ素加工しました。
艶が出て美しい!


最後に燃焼テスト。
1時間ほど燃焼テストします。
燃料の漏れやチラツキが無い事確認して終わりです。

かなり明るくなりました。

ヴェイパラックスの代理店ファロスストアーでは4月から値上げだそうです。
購入はお早めに!!!



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