OPTIMUS NO,00 整備
先日頂いたOPTIMUS NO,00
保存時に灯油がたっぷり入っておりました。
バイクなどでもそうですが・・・
タンクに燃料が入ったまま長期放置するとタンク内の腐食が始まります。
ましてや・・・数十年放置。
OPTIMUS NO,00
タンクは真鍮なのでコンパウンドで軽く磨きました。
タンク内の掃除。
タンク内にナットやねじと少し灯油を入れてシャッフル・・・
そうすることによりナットやねじがタンク内のさびを落としてくれます。
出してみると・・・こんな感じ。
2時間ほど頑張りました。でもまだまだです。
汚れや腐食がひどい場合はバイク用のタンクのさび取り剤がいいと思います。
有名なのが・・・「花咲かGのタンククリーナー」
これ・・・(ヤバ)
汚い液体もさることながら・・・沈殿した取れたさびもすごい。
これを2回繰り返しました。
次にカップの交換。
カップはもはや・・・ボロボロだったので新品交換です。
カップはマナスル96・121用のものを使用。
サイズも全く問題なし!
カップの固定ナットを外します。
カップを交換する場合上の真鍮製のナットを外します。
裏はマイナスドライバーで抑えられるようになってます。
ナットでカップを挟み込んで固定してあります。
自分が調べた結果ではamazonが最安値でした。
ちゃんとColeman のリュブリカントを塗布。
カップが新品の場合は少し多めに!
※リュブリカントの油って何なんですかね?
普通のタービン油のような気がするんですが・・・
うちはシェルのタービン油使ってます(笑)今のところ特に問題ないです。
写真撮り忘れましたが、
最後にバーナーヘッドのノズルを専用の針で掃除。
ま~突っつくだけですが・・・
もし詰まっていて突っつけない場合はキャブクリーナーに漬けておきます。
それでもダメならニップル交換。
試運転・・・
新鮮な灯油を入れます。
プレヒート・・・
基本2回がやるのが炎上しないコツ。
あと・・・純正の風防は始めっから欠品してました(爆)
マナスルの使えるかな??
プレヒート2回目のアルコールが半分なくなったぐらいの時点で
2回ほどポンピングするとバーナーヘッドより少し炎が出ます。
炎上したりしなければ・・・数回ポンピング
ヘッドより青い炎が爆音と共に現れます。
写真ではそんなに火力強そうではありませんが・・・かなりの火力です。
このように左側の炎が大きく、右が小さい。
そんな時はフレームリング(ラッパ形状のリング)を歪んでる可能性が大!
交換がベストのようです。
何より。。。無事に燃焼してくれました!!
大したことやってないのに流石ですね。OPTIMUS!
機構が簡単な分トラブルも少ないのでしょう。
これからガンガン使ってやりたいと思います。
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